スワースモア大学での生活も早くも2年目を迎えました。入学当初は生活環境の大きな変化に戸惑うことばかりでしたが、今では大学のキャンパスが我が家のように居心地よく感じられます。
私の通うスワースモア大学は米国東海岸のフィラデルフィア郊外に位置する小規模なリベラルアーツカレッジです。静かで落ち着いた雰囲気のキャンパスで毎日規則的な生活を送っています。
幻想的な入学式
大学でのリーディング法講座での一コマ
小規模な大学ではあるものの学生への支援は大変潤沢です。今学期に友人3人と大学内にシェアバイクを導入するプロジェクトを立ち上げたところ、工学部の教授が顧問として参加し、大学からも資金援助をいただけることになりました。この他にもライティングセンターやオフィスアワー等の学習支援が充実しているお陰で、自分が苦手と感じていることにも臆することなく挑戦できます。
体型維持のために通い始めたジムの様子
冬のキャンパス
元々は神経科学を専攻する予定で大学に入学したものの現在は数学を専攻することを検討しています。これまでに大学では心理学、工学、英文学、哲学、コンピューターサイエンス、宗教学の授業を受講しました。異なる分野の学問を同じ学期に学ぶことにより、全く関係のないように思える分野間の共通性が感じられることがよくあります。そのような分野間を貫く構造を数学で精緻に表現できるようになりたいです。
自分の興味をじっくりと追求し、学びの基礎を築くことができる贅沢な機会を与えていただけたことに感謝して、これからも地道に歩んでいこうと思います。