アメリカにあるマサチューセッツ工科大学で電気·電子工学を学んでいます。
パンフレット等にもよく載っている代表的な建物。
Alchemistという作品。
学内にはこのような現代アート作品が散らばっています。
「工科大学」と言うと日本の大学の工学部の雰囲気を想像しがちですが、MITの雰囲気はそれとは少し違います。男女比はほぼ1:1で、大学の伝統である「ハッキング」(ハイセンスないたずら)に代表されるように、遊び心がとても大切にされています。
工学の授業でよく行く建物。建築家、フランク·ゲーリーの作品。
物理、工学、数学等の授業を中心に履修しながら、学内のRLEという研究所で超伝導の研究を行っています。サンプルを作っては次のステップを考え直す日々ですが、少しずつ理解できることが増えていくのを実感しています。
宿題をするときに友達と教え合ったり、研究室で分からないことがあるときに大学院生に教えてもらったりと、暖かい人々に囲まれて生活しています。「競争」よりも「協力」の文化が根付いているのは、嬉しい驚きでした。
学業以外には寮のイベントに参加したり、アカペラサークルで歌ったり、クラシックやミュージカルのコンサートに行ったりしています。また、週末にはボストン近郊の別の大学の学生、研究者の方、音楽家の方などと交流することもあります。
これからも、周りの人々に感謝しながら、研究と勉強に励んでいきたいです。