2025年度リクルートスカラシップ スポーツ部門 募集要項

奨学金制度「リクルートスカラシップ」とは

株式会社リクルート創業10周年の際に「社会への貢献」を目的に検討され、「リーダーシップのある人・向学心旺盛な人・将来何かやりそうな人」を応援するため1971年に創設されました。現在は、音楽、スポーツ、アート、学術の分野において世界に挑戦し、ずば抜けた活躍をしそうな日本の若者を応援しています。

リクルートスカラシップ スポーツ部門について

プロ/アマチュア問わず、スポーツ競技で世界のトップを目指し、国内外の教育機関で研鑽を積む24歳以下の学生アスリートを対象とした返済不要の給付型奨学金です。世界のトップを目指すために必要な研鑽にかかる費用や中学・高校からの海外留学支援を通じて、アスリートとして世界でずば抜けた活躍を志す人材を応援します。

奨学金の支給期間と支給金額

1.支給期間:2025年4月 ~ 2027年3月(2年間)
・返済不要の給付型奨学金です。
・日本国内または海外の教育機関に在籍している期間中、奨学金を支給します。
・上記支給期間後も、2年ごとに実施する審査を通過した方には、日本国内または海外の教育機関に在籍中において奨学金を支給します。
例)2026年秋に実施する審査を通過すると、引き続き2027年4月~2029年3月まで奨学金を受給することができます。
・上記期間に関わらず、27歳になる年度末(3月)までの支給となります。
・休学中は支給が停止し、期間中でも卒業した場合は卒業月までの支給とします。
・卒業後の進路、就職先についての条件はありません。

2.支給金額:2つのカテゴリーでの募集があります。

【カテゴリーA:世界転戦、海外留学のための費用】

  • ドル    :月額 2,700 
  • 円     :月額 300,000

世界で研鑽を積むための奨学金のため国内での転戦、遠征費用のみを使途とした応募はできません。
当財団からの奨学金と重複して、他の奨学金を受けられても差し支えありません。

【カテゴリーB:中学/高校留学にかかる費用】

  • ドル    :年間上限95,000  

主にアメリカの中学・高校への留学を志し、その後アメリカのスポーツ強豪大学への進学、もしくはプロデビューを目指す方の支援を想定しています。
支援内容は進学先から請求される学費とし、支給額は当財団の規程に基づき決定します。
支援対象者は学校指定の寮に入寮することを前提とし、学費には寮費・食費等も含みます。
他機関から同じ目的(学費等)の奨学金を受給することはできません。


※在籍する教育機関の現地通貨にて支給します。
※上記通貨以外の国へ留学する場合、財団の定める現地通貨額にて支給します。
※何れも返済義務はありません。

<注意事項>
・企業とスポンサーもしくは所属等の契約をされている方は、事前に財団へその旨を報告していただきます。
・奨学生として採用された場合、スポンサー・所属企業にその旨を報告し、自身が連絡窓口となっていただきます(財団事務局が直接スポンサー・所属企業と連絡を取ることはありません)。
・対外的(HP・SNS、大会出場時、インタビュー等)に自己のプロフィールを公表する場合には、財団の奨学生であることを明記していただきます。

応募資格

次のすべてに該当する方とします。

  1. 世界トップレベルで活躍することに強い意志を持つ方。
  2. 以下の実績がある方。
    個人競技の場合・・・日本もしくは居住国において同世代トップレベル(同世代国代表、全国大会ベスト4等の実績)、かつ国際大会でも特筆すべき成果等を挙げている
    団体競技の場合・・・日本もしくは居住国の年代別代表で、強豪国のトップチームでの活躍が見込まれている
  3. 2025年4月1日時点で24歳以下の方。 ※年齢に下限はありませんが、自身で応募フォームへの入力や面接での受け答えができる方に限ります。採用後、財団とのやり取りはご本人に行っていただきます。(原則、保護者やマネジメント会社の方が窓口になることできません)
  4. 日本国籍、もしくは日本で教育を受けたことのある方 ※応募者の国籍および居住地は問いません。但し、書類提出および面接は日本語で実施します。
  5. 日本国内または海外の教育機関に在籍もしくは進学予定の方。
  6. 助成金、スポンサー契約金、所属契約金など、他の企業や団体から受け取る1件あたりの金額が当財団の年間支給額を超えない方。※奨学金として受け取っていても、実態として活動費の支援であれば制限の対象となります。

対象校

指定なし

採用人数

8名程度 

応募方法・スケジュール

STEP01

当財団HPよりWEBエントリー

2024年10月1日~2024年12月2日23:59(日本時間)

STEP02

書類選考通過者へメールにて通知

STEP03

最終選考会(面接)

2025年1月22日、23日
※上記いずれかの日程で実施します。面接日時は当財団より指定してご連絡します。
※オンラインにて実施

STEP04

採否の結果

後日当財団より本人宛にメールでご連絡します。

選考委員

公益財団法人日本オリンピック委員会副会長/公益財団法人日本バスケットボール協会代表理事

三屋 裕子Yuko Mitsuya

福井県出身。1979年全日本入り。1981年日立入社。ロサンゼルス五輪で銅メダル獲得。2010年株式会社サイファ代表取締役。2016年公益財団法人日本バスケットボール協会代表理事。2018年株式会社SORA(現・株式会社PIT)代表取締役。2021年公益財団法人日本オリンピック委員会副会長

日本バドミントン協会会長/日本プロサッカーリーグ第5代チェアマン

村井 満Mitsuru Murai

埼玉県出身。1983年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。本社執行役員兼リクルートエイブリック(現リクルート)代表取締役社長を経て2011年RGF Hong Kong Limited(香港法人)社長(2013年兼会長)。2014年~2022年 第5代Jリーグチェアマン。2023年日本バドミントン協会会長。

国際オリンピック委員会アスリート委員/国際フェンシング連盟理事

太田 雄貴Yuki Ota

滋賀県出身。2008年 北京オリンピック 個人銀メダル。2012年 ロンドンオリンピック 団体銀メダル。2015年 フェンシング世界選手権 個人金メダル。2017年公益社団法人 日本フェンシング協会会長。2018年 国際フェンシング連盟 副会長。2021年 日本人3人目となるIOC委員(選手委員としては日本人初)。2021年12月国際フェンシング連盟 理事。

日本オリンピック委員会理事/アスリート委員会委員長

松田 丈志Takeshi Matsuda

宮崎県出身。競泳日本代表として数多くの世界大会に出場。オリンピックではアテネ大会より4大会連続出場し銀、銅合わせて4つのメダルを獲得。リオ大会後、28年の競技活動から引退。現在はスポーツの普及活動に力を入れ日本オリンピック委員会アスリート委員長の他、日本水泳連盟アスリート委員、日本サーフィン連盟理事、日本アンチドーピング機構アスリート委員などを務めている。また、スポーツジャーナリストとしても活動。

元プロテニスプレーヤー/日本テニス協会アスリート委員会副委員長

土居 美咲Misaki Doi

千葉県出身。2008年17才でプロ転向。2010年全日本テニス選手権 単優勝、全仏オープン初出場。2015年ルクセンブルクオープン 単優勝。2016年リオデジャネイロオリンピック単2R、ウインブルドン単16強。2019年スウェーデンオープン単複優勝。JTA日本ランキングシングルス最高1位。WTA世界ランキングシングルス最高30位。日本テニス協会アスリート委員会副委員長。

株式会社ジョイフル本田 社外取締役

釘崎 広光Hiromitsu Kugisaki

大分県出身。1979年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。1997年人事測定研究所(現リクルートマネジメントソリューションズ)代表取締役社長 。2005年リクルート(現リクルートホールディングス)取締役。2015年グリー特別顧問。2017年ジョイフル本田社外取締役。

よくあるご質問

Q.応募申込書の写真の様式やサイズの指定はありますか?
様式に指定はございません。また、応募フォームに添付できるサイズなら問題ありません。
Q.次年度の募集はありますか?
継続していくことを前提とした制度となっております。ただし応募要項については一部変更となる可能性があります。
Q.過去に不合格となった場合でも、再度応募をすることはできますか?
応募資格を満たしていれば何度でもご応募いただけます。また、再応募が選考に不利になることはありません。但し、募集要項は変更となる可能性があります。
Q.奨学金の振込はいつになりますか?
毎月25日から月末までにご本人名義の銀行口座に当月分を振り込みます。
Q.「スカラシップレポート」とはどのようなものですか?
毎月1回、現在の活動状況や今後の予定をまとめたレポートを提出していただきます。なお「スカラシップレポート」は財団ホームページ等に掲載をする可能性があります。予めご了承ください。
Q.期間中でも奨学金が停止することはありますか?
奨学生が下記事項に該当する場合は奨学金給付を停止、廃止または返納を求めることがあります。 (1)奨学生が学生としての身分を失ったとき (2)活動レポートを2か月間連続して無断で提出締切日までに提出しなかったとき (3)当財団が提示する学業成績・成果基準を満たさなかったとき (4)当財団への提出書類に虚偽の記載をしたとき(虚偽の説明も含む) (5)奨学生が企業と所属契約を締結し、活動費用の給付を受けるとき (6)奨学生が休学もしくは留年したとき (7)奨学生が退学・停学などの処分を受けたとき (8)奨学生が刑事事件により公訴提起を受けたとき (9)奨学生が事務局からの指示または所定の手続きにつき正当な理由なく拒絶または怠ったとき (10)前各号のほか、奨学生が奨学金受領者として適当でないと理事会が判断したとき
Q.応募後、記載を忘れた項目があるのですが、追加をお願いできますか?
応募後、基本情報(住所、電話番号、メールアドレス)以外は変更ができかねます。
Q.バレエは対象になりますか?
なりません。競技種目のみ応募可能です。

応募手続き

※応募に際し不明点があった場合は、「よくあるご質問」をご覧ください。

所属カテゴリ ご自身の状況
カテゴリA カテゴリーA:世界転戦、海外留学のための費用
カテゴリB カテゴリーB:中学/高校留学にかかる費用
カテゴリA
カテゴリB

カテゴリーA:世界転戦、海外留学のための費用

(1)氏名、生年月日、連絡先、写真、住所、現在の学籍、学歴
(2)2022年以降の競技成績
(3)これまで指導を受けたコーチ、所属チーム
(4)現在のスポンサー企業(もしくは候補)および所属契約及び契約金額
(5)本奨学金を活用し、どのように海外で研鑽を積みたいと考えていますか?(500文字以内)
(6)2025年の目標・計画(300字以内)
(7)2026年の目標・計画(300字以内)
(8)これまでどのように困難を乗り越えてきたか (500文字以内)
(9)国内競技連盟(NF)もしくは所属先からの推薦状(最大2通)

 当財団の指定の書式へ直接入力のうえ、PDF形式でご提出ください。
 →書式ダウンロード
 ※推薦書が応募者本人に開示されない場合は、
 推薦者が当財団「info@recruit-foundation.org」まで
 直接メールで提出することも可能です。

カテゴリーB:中学/高校留学にかかる費用

(1)氏名、生年月日、連絡先、写真、住所、現在の学籍、学歴
(2)2022年以降の競技成績
(3)これまで指導を受けたコーチ、所属チーム
(4)(留学先が決定している場合は)進学先、もしくは受験予定校(3校まで)
(5)直近で在籍している学校の成績表
(6)現在のスポンサー企業(もしくは候補)および所属契約及び契約金額
(7)本奨学金を活用し、どのように海外で研鑽を積みたいと考えていますか?(500文字以内)
(8)2025年の目標・計画(300字以内)
(9)2026年の目標・計画(300字以内)
(10)これまでどのように困難を乗り越えてきたか (500文字以内)
(11)国内競技連盟(NF)もしくは所属先からの推薦状(最大2通)
当財団の指定の書式へ直接入力のうえ、PDF形式でご提出ください。
 →書式ダウンロード
※推薦書が応募者本人に開示されない場合は、推薦者が当財団「info@recruit-foundation.org」まで直接メールで提出することも可能です。