奨学生プロフィール
阪田 知樹 Tomoki Sakata
専攻:ピアノ
所属:ハノーファー音楽演劇メディア大学大学院
ピアノ演奏の黄金時代は、ショパン、リストらの活躍した、所謂「ロマン派」の時代から築かれ、発展し、戦前戦後にその頂点を迎えました。
作曲家でありながら、名ピアニストでもあった「コンポーザー・ピアニスト」と呼ばれる音楽家たちは、自らの優れた演奏技術を作品に取り入れ、ピアノ演奏の可能性を拡大していきました。ピアノという楽器を自らの演奏経験をもとに熟知しているこれらの作曲家たちの作品ほど、ピアノの魅力を最大限引き出す楽曲は存在しえないのです。
私のライフワークのひとつは、彼らの作品群の研究に力を入れ、世に紹介していくことです。特にリスト、ラフマニノフ、スクリャービンの楽曲には愛着を持ち、多方面から研究しております。ここ数年は作曲活動を通して、レパートリーの創作、音楽の創作過程を追体験、そして、ピアノ演奏の新たな可能性を探究しております。
かつての名匠たちを憧れに、歴史に残る音楽家を目指し精進して参ります。
略歴
1993年 | 愛知県生まれ |
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賞歴
2011年 | 第35回 ピティナ・コンペティション特級金賞 グランプリ |
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2013年 | 第14回 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール最年少入賞 |
2016年 | 第14回 フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ブタペスト)第1位、併せて6つの特別賞 |
※奨学生在籍当時のプロフィール
レポート
年月 | レポート種類 | タイトル |
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2021年04月 | 卒業レポート | 阪田知樹 |
2020年09月 | 応援レポート | 阪田知樹 ピアノ・リサイタル |
2019年02月 | 活動レポート | 記事リンク |