2019/02/04

後藤 悠香 活動レポート

2019/02/04

後藤悠香

後藤 悠香 Haruka Goto

2年目のロンドンで一番力を入れたいことは、学位論文の土台作りだ。King’s College Londonでは最終学年に学位論文を書くのだが、1年生からその準備ができる。私の場合既に研究したいテーマがCSRと…

キングスカレッジロンドンでの生活も2年目を終えました。
大学と図書館と家を往復する毎日だった1年目に比べて、2年目は活動範囲が広がり、勉強と課外活動のバランスを取るのが上手くなってきたように思います。

大学のキャンパス 1

大学のキャンパス 2

私の通うキングスカレッジロンドンは9つの研究大学で構成されているロンドン大学郡の1つで、キングスカレッジロンドンだけでも4つのキャンパスとその近くに散在するいくつかのビルを所有しています。大都会、現実社会のすぐ隣にあるアカデミアで息をする私たちロンドン大学の学生には数え切れないほどの機会が用意されていて、随分とそれらをつかえるようになってきたなと2年目にしてようやく感じることができるようになりました。

授業終わりはいつもこんな感じで質問の列ができます

試験開始を待つ学生たち

特にビジネスマネジメントを学ぶ私にとって、実際のビジネスの場を見、そこで生きる人に直接出会えることは大きなメリットです。ロンドンでは毎週必ずどこかでトークショーなどのイベントが開催されているので、そこで得られる最先端の情報は刺激的で勉強になります。
さらに今年に入ってから所属し始めたImpact Investing Societyという団体では、インパクト投資というイギリスでポピュラーになりつつある社会投資活動について勉強会を開いたり、活動家をお招きしてイベントを開催したりしています。アカデミアと現実社会を跨いで活動ができるのは都会にある大学に在籍しているからこそだと思うので、これからも存分に機会をつかっていきたいです。
こうしてここロンドンで、日本では得られなかっただろうたくさんの経験に触れています。

Impact Investing Society Research team committee members. 第1回のイベントにて

2年間で随分自分の生き方や考え方が変わってきました。
その変化がよかったことなのか、そうでないのかはまだわかりません。
でも、今私はアカデミアの世界が好きで、社会も好きになりたいと思います。
ロンドンという場、ビジネスマネジメントという学び、そして大学生という今の私。
どれもなにかの狭間にあるものだと思います。
私はそこで、きっと何かを見つけるのだろうと信じています。