東京2020オリンピックに出場した44/46回生 梶原 悠未さんと43回生 小泉 維吹さんが、10月8日に江副記念リクルート財団 理事長らを表敬訪問し、五輪での活躍を報告しました。(撮影:アート部門34回生 西野正将)
自転車トラック競技オムニアムにて銀メダルを獲得、日本女子初の自転車競技でのメダル獲得という偉業を成し遂げた梶原 悠未さんは、2015年と2017年から今夏まで奨学生として財団に在籍しました。東京2020オリンピックでの功績をたたえ、特別奨学金が理事長より贈呈されました。
梶原さんは「落車というトラブルもあったが、最後までしっかり全力を尽くすことができて良かった」と報告。また大学での研究内容についても語り、「これまで勝つために研究してきた独自のノウハウを言語化して残すべく、更なる研究に取り組んでいる」と述べました。
小泉さんは2014年から約7年間財団に在籍、今回のオリンピックでは全レースを終えて10位と僅か4点差の11位。目標としていた決勝レースへ惜しくも一歩届かない結果となりました。
小泉さんは7年間の支援に対する感謝の気持ちを述べ、「財団の支援があったからこそニュージーランドに拠点を移し、自身の強化に専念することができた」と振り返りました。今後も引き続き活動拠点を海外に置き、研鑽を積んでいきたいと話しました。