アメリカ・アイオワ州にあるグリネル大学での生活も、一年と半分を終えようとしているところです。
小さな町にある小規模なリベラルアーツ大学ですが、普段の生活を少し紹介させていただきます。
食堂やクラスルームがある建物 キャンパス内には線路も通っている。
キャンパス内には線路があり、アメリカらしい巨大な貨物列車が一日に数回、遮断機がない踏切を警笛を鳴らしながら通過しています。
リベラルアーツという、幅広い学問を学ぶことを重要視している大学のため理系科目だけではなく、人類学や人文科学などの授業も履修してきました。グリネル大学は費用が潤沢で生徒に投資することに積極的なため、先学期の人文科学のクラスでは、中国とロシアにそれぞれ二週間ずつフィールドトリップを行ってきました。リーディングやディスカッションからだけでは学べない、現地の人々の生活を垣間見ることができたのでとても貴重な経験ができました。
自作の観測装置を搭載し、高空まで飛ばすバルーンプロジェクト
自動操縦を目指すドローンプロジェクト
課外活動ではモノづくりをしています。先日は自作の観測装置、カメラを搭載したバルーンを飛ばしました。無事には回収できませんでしたが、この失敗から多くのことを学びました。
バルーンでは物足りず、自動操縦のドローンをゼロから設計して製作するクラブも立ち上げました。モーターのスピードをコントロールするまでは簡単ですが、センサーから姿勢に関するデータを受け取り、処理し、姿勢を安定させることに苦労しています。
これからも大学での学業もこなしつつ、自分の好きなことにもどんどんと取り組んでいきたいです。