東京五輪は、5位入賞(ベスト8)という結果でした。リオ五輪と同じ結果になってしまい悔しい気持ちと、期待に応えられなかった悔しい気持ち、そして最後まで諦めずに試合を戦い抜けた精神面の少しの成長を感じることができました。
リオ五輪を経験しているからこそ雰囲気や、試合スケジュールの流れなど落ち着いていられる部分もありました。
一方でリオ五輪を経験して五輪が初めてではない分、そしてリオ五輪からの5年間で日本国内での競技全体のレベルや知名度が上がった分、感じる緊張や不安は前回より大きかったです。
今まではプレッシャーから逃げていたのかもしれないと感じました。
しかし最後の試合は日本人選手として最後の1人という中で、しっかりプレッシャーと向き合って乗り越えようとできたし、五輪期間中の中で最も良いプレーができたことで精神面の成長を感じることができました。
江副記念リクルート財団には長期間、サポートして頂きました。競技をするにあたっての身体の細部までのメンテナンス、海外大会への参加、またその移動に際しての身体への負担を軽減する工夫など、できることは大変多くなり感謝しています。また、同じ奨学生の皆さんや江副記念リクルート財団職員の皆さんにも日頃から応援して頂き、とても力になりました。ありがとうございました。
今後は、メジャーになりつつあるバドミントンの楽しさをより多くの方々に伝えられるよう、色々な形で頑張っていきたいと思います。
後輩の皆さんには、好きなことに好きなだけチャレンジして頂いて今以上にご活躍されることを楽しみにしています。
最後に、いつも応援して頂いている皆様、本当にありがとうございます。
これからも私らしく頑張っていきたいと思いますので、温かく見ていて頂けると大変嬉しく思います。