東京2020オリンピック競技大会で男子エペ団体で金メダルを獲得することができました。この結果を通して、「負けたらどうしよう」などネガティブなことを考えても意味がないということです。今回の試合で何度も窮地をむかえました。しかし、そんなときに次やるべきことだけを考えていればネガティブな考えにはなりません。どんなときもポジティブに考えることが大舞台で勝ち切る秘訣のひとつなのではないかと思いました。
今回、江副記念リクルート財団の支援があったからこその金メダルだと思っています。道具代、遠征費には全く困ることなく、フェンシングだけに集中することができました。また、海外で合宿を重ねることができて多くの経験をすることもできました。
次はパリオリンピックで個人、団体ともに金メダルを獲得することを目標にしています。また、フェンシングの普及にもできる限り尽力していきたいと思っています。
今後も応援してくれている方々に恩返しができるよう良い結果を出し続けていきたいと思います。