2021/10/08

2021/10/08

東晟良

東 晟良 Sera Azuma

東京オリンピックまであと四年しかないので今からシニアの大会に出ていっぱい経験し、色々な選手のフェンシングを見て学び自分の物にし、世界で戦える選手になりたいです。

東京オリンピック結果( 個人17位、団体6位)

東京オリンピックではメダルを獲得することが目標でした。しかし、自分のフェンシングをすることができず、メダルから程遠い結果となりました。

このオリンピックの為に合宿や練習を積み重ねてきていたので、本番で力を発揮することができずにすごく悔しい思いをしました。この悔しい気持ちをバネに、次のパリオリンピックに向けて一から頑張りたいです。

個人戦だけでなく、団体戦でも感じたことは、もっと強い気持ちを持たないといけないということでした。

オリンピックでは、世界ランキング1位の選手が初戦で負けてしまったり、今までにメダルを取ったことがない選手がオリンピックでメダルを取ったりと、何が起こるか分からない大会です。そして、私自信もそのように感じました。

それは、良い技術があったとしてもオリンピックの本番で迷いがあったり、強い気持ちを持つことができていなかったら意味がないということです。

今考えて見ると正直、オリンピックで成長したと思うことは、何も思い浮かびません。しかし、オリンピックまでの合宿や練習では、その日良くないコンディションだとしても、それを受け入れて、今の自分にできることをするということが前よりできるようになり、成長したと感じる部分でした。以前は、その日調子が悪かったら、それを気にして、引きずってしまうことが多く、良い内容の練習ができていませんでした。

今回のオリンピックでは結果はダメでしたが、学ぶことも多く、良い経験となりました。

オリンピックが終わった直後はすごく悔しく、自分にがっかりしましたが、今はオリンピックに出場したからこそ、このような経験をすることができたと思っています。この経験から学び、これから1つ1つの大会で結果を残していきたいと思っています。

このような経験ができたのも、江副記念リクルート財団の大きなサポートのおかげでした。

オリンピック1年前は、コロナの影響で東京で練習ができず、地元で練習をしなければいけない時も、様々なトレーニング用具のおかげで筋力を維持することができたり、その疲れた体を癒すリカバリー用具もたくさん揃い、地元でも良い環境で練習することができていました。

そして、良い練習をすることができただけでなく、バランスの取れた良い食事をすることにより、効率よくリカバリーができたり、体づくりをすることができました。食事はスポーツ選手にとって練習と同じくらい大切なものなので、練習以外でも体の調子を整えることができ、すごくよかったです。

それに加え、私たちの日本代表のコーチはフランス人で会話が英語なので、英語ができなければならないので、江副記念リクルート財団のおかげで、英語の勉強をすることができ、まだまだですが、少しは英語での会話ができるようになり、コーチとの会話も増え良い練習環境にも繋がっています。

江副記念リクルート財団の支援のおかげで、今までできなかったことが可能になったり、さらに良い練習環境になり、すごく感謝しています。この感謝を結果で返せるように頑張ろうと思います。今後は、パリオリンピックでメダルを獲得することを目標に頑張ります。

そして、この江副記念リクルート財団をきっかけに、応援をしてくださる人がいて嬉しく思います。いつも応援していただきありがとうございます。

応援してくださる皆さんに、良い結果を報告できるようにこれからも頑張るので、これからも応援していただけると嬉しいです。ありがとうございました。