いまの混乱の時代において、「物語」という魔法が持つ力がより一層重要になってきていると感じます。現代美術の歴史が根深いイギリスという土地において、映画的なアプローチを要素として入れ込み、物語あるいは文化全体といったものがどう具体的に社会と繋がっていけるのか、ということについて考え・実践していきたいです。学部では現代美術について学んだので、それを生かしつつ、大学院では映画を学ぶことで、「映画」と「現代美術」の関係性を改めてリサーチし、自分の映像メディアを通した作品に反映していきたいと思っています。

「海外留学に関するインタビュー記事」